夕方の一問!
はいさい ”ひこまる”です。
さ~~さ~~
本日も塾があります。
その前に 一問 やっときます。
それでは問題!
民法 (消滅時効)
Aは、BのCに対する金銭債務を担保するため、A所有の土地に抵当権を設置し、
物上保証人となった。この場合、民法の規定及び判例によれば、誤っているもの
はどれか。
①AがCに対し、この金銭債務が存在することを時効期間の経過前に承認した場合
当該債務の消滅時効の中断の効力が生じる。
②Aはこの金銭債務の消滅時効を援用することができる。
さあどっち
①× そもそも物上保証人は債務を負わないため、法律上、債務の承認は
できない。
②〇 時効は、当事者が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をすること
ができない。消滅時効を援用しうる者は、権利の消滅により直接利益を受ける者
に限定される。物上保証人は、被担保債権が消滅すれば、負担を免れるから、直接
利益を受ける者であり、被担保債権の消滅時効を援用することができる。
ってことで ①の×が正解!!!
最後まで 問題に付き合って頂き、ありがとうございました。
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