夕方の一問!

ひこまる

2009年08月19日 18:00

はいさい ”ひこまる”です。







さ~~さ~~

本日も塾があります。



その前に 一問 やっときます。





それでは問題!





民法   (消滅時効)





Aは、BのCに対する金銭債務を担保するため、A所有の土地に抵当権を設置し、

物上保証人となった。この場合、民法の規定及び判例によれば、誤っているもの

はどれか。








①AがCに対し、この金銭債務が存在することを時効期間の経過前に承認した場合

 当該債務の消滅時効の中断の効力が生じる。










②Aはこの金銭債務の消滅時効を援用することができる。











さあどっち




















①× そもそも物上保証人は債務を負わないため、法律上、債務の承認は


   できない。









②〇  時効は、当事者が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をすること

 ができない。消滅時効を援用しうる者は、権利の消滅により直接利益を受ける者

 に限定される。物上保証人は、被担保債権が消滅すれば、負担を免れるから、直接

 利益を受ける者であり、被担保債権の消滅時効を援用することができる。






ってことで  ①の×が正解!!!




最後まで  問題に付き合って頂き、ありがとうございました。



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